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天井から広がる上質な空間!ダウンライトのメリットや注意点について

天井から広がる上質な空間!ダウンライトのメリットや注意点について

ダウンライトは天井に埋め込んで設置する照明で、空間をすっきりと見せながら優れた照明効果を発揮します。デザイン性にこだわったリノベーションでもよく取り入れられ、スタイリッシュなモダンスタイルからナチュラルテイストまで幅広くマッチするのが魅力です。省エネ性やインテリア性の高さから多くの家庭で採用されており、リフォーム時の照明選びにおいて重要な選択肢のひとつとなっています。

今回は、ダウンライトのリフォームについて、メリットや注意点などについてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

ダウンライトのメリット

ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明で、すっきりとした印象を与えながら空間全体を明るく照らします。シンプルながらも上質さを演出できるため、住まいを洗練された雰囲気に仕上げたい方に人気です。

こちらでは、ダウンライトの主なメリットについてご紹介いたします。

すっきりと広がる、スタイリッシュな空間に

ダウンライトは天井に埋め込まれるため、部屋に圧迫感を与えず、すっきりと広く見せることができます。シンプルなデザインでさまざまなインテリアに馴染み、空間を洗練された印象に整えます。また、配置次第で均等に並べれば明るくさわやかな雰囲気に、まとめて設置すればドラマチックな演出も可能で、照明ひとつで空間の印象を自在に変えることができます。

省エネで環境にもやさしい

最近のダウンライトはLEDタイプが主流で、従来の白熱電球と比べて消費電力を約80%削減できるものもあり、電気代の節約につながります。さらに長寿命であるため、交換の手間も少なく、ランニングコストを抑えられます。省エネ効果が高く、環境への負担も軽減できるため、経済性と環境配慮の両方を叶える優れた照明といえます。

掃除・メンテナンスが簡単

ダウンライトは天井に埋め込まれているため、笠やカバーがなくホコリが溜まりにくく、掃除の手間がほとんどかかりません。一般的なシーリングライトやペンダントライトは、内部や傘の部分にホコリや羽虫が溜まりやすく、定期的な掃除が必要ですが、手軽にきれいな状態を保てる点が大きな魅力です。

空間や用途に合わせた調光がしやすい

ダウンライトはポイントごとに光を当てられるため、局所的な照明が可能です。複数のダウンライトを効果的に配置することで、特定のエリアに光を集中させたり、部屋全体を均等に照らしたりと、空間の用途や雰囲気に合わせた細やかな照明計画を実現できます。

ダウンライトのデメリット

ダウンライトにはさまざまなメリットがありますが、デメリットも存在します。こちらではリフォーム前に知っておきたいダウンライトのデメリットについて、ご紹介します。

模様替えに合わせて光の位置を変えにくい

ダウンライトは一度設置すると位置を変えられないため、模様替えや家具の買い替えに対応しにくいというデメリットがあります。特にソファやダイニングテーブルなど移動する家具では照明のベストな状態が崩れやすいため、光の角度を変えられるユニバーサルタイプや、移動に対応しやすいダクトレール照明を選ぶのがおすすめです。将来のライフスタイルの変化も考えた照明プランを検討しましょう。

空間全体を照らすには複数設置が必須

ダウンライトを設置する場合、思ったより暗く感じることが少なくありません。ダウンライトは一つあたりの照明範囲が狭いため、広い空間を均等に照らすには複数設置が必要です。また、光量が不足する場合はワット数を上げたり、シーリングライトと併用したりするなど工夫するのがおすすめです。製品によって明るさや光の広がりを選べるため、配置や数を工夫することでリビング全体を快適に照らすことができます。

設置にかかる費用が高くなることも

ダウンライトは天井に埋め込む形で設置するため、シーリングライトに比べて費用が高くなる傾向があります。特に天井裏のスペース確保や電気配線の処理が必要な場合は、追加工事が発生することもあります。シーリングライトのように手軽に器具を交換したり位置を変えたりすることはできず、設置には業者による工事が必要で、照明計画も慎重に行う必要があります。

ダウンライトリフォームの注意点

取り付け位置を自由に変えられない

ダウンライトは天井に穴を開けて取り付けるため、設置位置を変更するのは簡単ではありません。移動させる場合は、以前の位置の穴をふさぐ作業が必要になり、目立つ場合はインテリア上見栄えが悪くなることもあります。穴をきれいにふさぐには内装工事が必要で、職人の手間や材料費もかかります。

さらに新しい位置に設置するには電気工事も必要です。そのため、設置位置は慎重に決めるのが大切です。家具の配置を変える可能性がある場合は、光の向きを調整できるユニバーサルタイプを選ぶと便利です。

配置を工夫する

ダウンライトは、間隔を均等にして設置するパターンが一般的です。しかし、家具の配置に合わせて照明位置を工夫しないと、光がまぶしかったり暗く感じたりすることがあります。ダイニングテーブルやテレビの周辺が十分に照らされていないと、目に負担がかかりやすくなります。ベッドやソファの上部に設置すると、横になった際に光が目に入りやすくまぶしく感じる場合もあります。さらに、梁や柱がある場所では、影になって暗くなる部分が出ることもあります。

設置できない場合も

ダウンライトは天井に埋め込む構造のため、設置には天井裏のスペースが必要です。天井がコンクリートむき出しの構造の場合は、十分なスペースが確保できず設置できないことがあります。さらに、ダウンライトの種類によって必要な天井裏の高さや空間は異なります。そのため、天井裏に余裕があっても、商品によっては取り付けが難しい場合もあります。

まとめ

ダウンライトのリフォームは、部屋をすっきり広く見せ、省エネやデザイン性の向上にもつながる人気の工事です。広い空間では複数設置が必要で費用がかかる場合もありますが、長期的には電気代の節約にもなり、快適な住空間づくりに役立ちます。リフォームを検討する際は、自分の理想や使い方に合った照明を選ぶことが大切です。

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