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快適に安眠できる空間を!寝室リフォームのポイント注意点について

快適に安眠できる空間を!寝室リフォームのポイント注意点について

今の寝室は、疲れた体を休めリラックスできる環境になっていますか?寝室は1日の約3分の1を過ごす大切な場所であり、身も心も癒す空間であるべき場所です。ライフスタイルに合わず、明るすぎて熟睡できない。また床や壁が劣化しているなど気になる点が増えてきたら、リフォームのタイミングかもしれません。快適な寝室が整っていないことで、日々の疲れやストレスが解消できないこともあります。

今回は、快眠が得られる寝室にリフォームするうえで、おさえておきたいポイントと注意点についてご紹介します。

寝室をリフォームするタイミング

寝室のリフォームのタイミングを見極めるのは難しく、行動に移すのがためらわれることが多いかもしれません。心と体の健康を守るためにも、下記のタイミングではリフォームを検討するのが良いかもしれません。

ライフスタイルが変化した

ライフスタイルに変化があった際には、寝室のリフォームを検討するのが良いかもしれません。例えば、仕事の環境が変わり就寝時間が変わるなど、さまざまな変化が考えられます。このような場合、リフォームを考える絶好のタイミングと言えます。

熟睡できず、睡眠に質が低下している

睡眠に満足できていない場合、リフォームを検討するのも良いかも知れません。良質な睡眠を得ることで、毎日の活力が増し、ストレスや疲労を解消することができます。

家族が増えた

結婚や家族が増えた場合、または子供ができたといった状況では、寝室のリフォームを検討するタイミングです。たとえば、将来的に部屋を仕切れるように取り外しやすい壁を取り入れるなどのリフォームが考えられます。

快適な寝室を手に入れるリフォームのポイント

快適に安眠できる空間を作るためには、以下のポイントを押さえてリフォームを進めることが大切です。

間取りを工夫する

快適な睡眠を確保するために、間取りの工夫が重要です。広すぎる寝室や太陽の光で明るすぎる寝室は、熟睡には向いていません。適度な広さで、明るすぎない間取りが理想です。朝日をしっかり浴びたいなら東側、静かに眠りたいなら北側など、寝室の方角も選ぶ際のポイントになります。また、リビングやキッチンの隣に寝室を設けると、音が気になって眠りにくくなることがあります。できるだけリビングやキッチンから離れた場所に寝室を設けるか、間仕切り壁を使って防音効果を高めると良いでしょう。

照明をリラックスできる明るさと色に

リラックスできる快適な空間を作るために、照明の選び方が大切です。部屋全体を明るくする主照明とは別に、間接照明を取り入れることで、柔らかな光が穏やかな気持ちを促し、良質な眠りをサポートします。さらに、小型のライトを用途に応じて配置する方法もあります。例えば、枕元にスポットライト、机や棚にテーブルライト、ベッドの足元にフットライトを設置し、眠りやすい明るさに調整できます。また、壁付けの間接照明やシェードを使った優しい光を選ぶことが理想で、天井から吊るす照明は直射光が目に入るため避けた方が良いでしょう。蛍光灯ではなく暖色系のライトを選ぶことで、安眠しやすい環境を整えることができます。

壁紙の色

リラックスしてゆっくりと熟睡するためには、落ち着いた色の壁紙を選ぶことが大切です。
ベージュやオフホワイト、薄いイエローや薄いブルーなど、穏やかで優しい色合いの壁紙を選ぶことで、安眠を促進できます。濃い色の壁紙を選ぶと圧迫感が生まれ、安眠には適しませんので、色選びには慎重に注意を払いましょう。

寝室をリフォームする際の注意点

湿気対策

人は眠っている間に予想以上の量の汗をかきます。また、布団やマットレスなどの布製品は湿気を多く吸収しやすいため、寝室は意外と湿気が溜まりやすい場所です。湿気が溜まるとカビやダニの発生を招き、健康に悪影響を及ぼすだけでなく、建物の腐食にもつながる可能性があります。リフォーム時に湿度調節機能が付いた壁紙やタイルに変更することで、自然に快適な湿度を維持することができます。また、ベッドや布団も湿気がこもらないように、十分なスペースを持った間取りを考慮することが大切です。

騒音対策

安眠を確保するためには、防音対策を施すことが重要です。外部の騒音や隣の部屋の声が気になると、寝付きが悪くなるだけでなく、眠りが浅くなり、睡眠の質が低下してしまいます。十分に寝たはずなのに疲れが残ったり、眠った気がしないと感じることがないように、防音対策をしっかりと行うことが必要です。

段差をなくす

扉を引き戸や釣り戸に変更し、廊下との段差をなくすことを検討しましょう。将来的に歳を重ねた際に備えて、バリアフリーリフォームを早めに行うのも良い方法です。すでに介護が始まっている場合は、段差の解消だけでなく、手すりの設置や滑りにくい床への変更も考慮すると良いでしょう。専門的なアドバイスが必要な場合は、ケアマネージャーなどに相談しながら間取りを検討すると、より使いやすい空間が実現します。

できるだけトイレの近くに

トイレの近くに寝室を設置することに抵抗を感じる方も多いですが、高齢になるとトイレが近くにあることで安心感が得られます。自分でトイレに行ける環境が整っていれば、足腰を使って用を足すことができ、もし介護が必要になった場合でも、遠くのトイレに行かずに済むため安心です。

まとめ

現在の寝室で「落ち着いて眠れない」や「眠りが浅い」と感じている方は、寝室の環境に問題があるかもしれません。この場合、問題点や不満を明確にし、リフォームを通じて解決することで、安眠しやすい環境に改善できます。健康的な生活を送るためには、リラックスできる寝室環境を計画することが大切です。一日の疲れを癒し、家族との時間を快適に過ごすために、大規模なリフォームでなくても、少しの工夫で快適さが向上することがあります。ぜひ、試してみてください。

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