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開放的でおしゃれな空間へ!折り上げ天井のメリットや取り入れる際のポイントについて

開放的でおしゃれな空間へ!折り上げ天井のメリットや取り入れる際のポイントについて

折り上げ天井は、天井の中央を高くすることで、部屋に広がりと立体感を生み出すデザイン手法です。リビングや玄関でよく使われ、間接照明やシーリングファンと組み合わせると、よりおしゃれで居心地の良い空間に仕上がります。天井の高さを活かすことで、間取りを変えずに開放感を演出できるのも魅力ですが、デザインのバランスやコスト面も考慮して計画することが重要です。

今回は、折り上げ天井リフォームのメリットや取り入れる際に知っておきたいポイントについてご紹介します。

折り上げ天井のメリット

折り上げ天井は、空間をより広く、上質に見せる人気のデザインです。こちらでは、3折り上げ天井を取り入れるメリットについてご紹介します。

空間をより広く感じさせる

折り上げ天井の大きな魅力は、空間に開放感をもたらし、実際よりも広く感じさせてくれる点です。天井の一部を高くすることで圧迫感が軽減され、自然光も届きやすくなります。吹き抜けほど大掛かりではなくても、視覚的に明るく伸びやかな空間を演出できるのが特徴です。さらに、照明やアクセントクロスを工夫すれば、より奥行きと立体感のある部屋づくりが可能になります。

デザイン性が高くおしゃれに見える

折り上げ天井にすると、部屋全体に印象的で洗練された雰囲気を演出できます。折り上げ部分の形は正方形のほか、長方形や楕円形など、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができ、間接照明やシーリングファン、アクセントクロスなどを組み合わせることで、より個性的で自分好みの空間に仕上げられます。

比較的手頃なコストで施工可能

折り上げ天井は、吹き抜けに比べるとリフォーム費用を比較的抑えやすい点が大きな魅力です。天井の一部を高くするだけで部屋に開放感を生み出せるため、間取りを大きく変えずに済み、追加費用も抑えられます。部屋の広さや設計にもよりますが、多くの場合10万円程度の追加費用で施工できることもあります。また、手軽にデザイン性を高められるため、コストを抑えながらも雰囲気を一新したい場合に適しており、リフォームの際に選ばれることが多い方法です。

自然光や風を取り入れやすい

折り上げ天井は、リビングや玄関など家族が集まったり来客が目にすることの多い空間に取り入れられることが多く、明るく開放的な雰囲気を演出できます。天井の位置によっては天窓や高窓を設置することも可能で、自然光を取り入れやすく、日中は照明を使わずに過ごせるほど明るい空間になります。また、高い位置に窓を設けることで風の通りも良くなり、採光や換気が効率的に行えるのも魅力です。設置の際は、直射日光で夏場に暑くなりすぎないよう曇りガラスを使うなどの工夫をすると快適に過ごせます。

折り上げ天井のデメリット

続いて、折り上げ天井のデメリットについて解説します。リフォーム後に後悔しないためにも、事前に確認しておきましょう。

清掃やメンテナンスが難しい

折り上げ天井のデメリットとして、掃除のしにくさが挙げられます。天井が高くなるうえ、折り上げ部分には角が多くホコリが溜まりやすいため、通常の天井よりも手間がかかります。間接照明やシーリングファンなどを設置している場合はさらに掃除が大変になり、汚れが目立ちやすくなることもあります。高齢者や女性にとっては、掃除自体が困難になる場合もあるため、ライフスタイルに合わせて検討することが重要です。

折り上げ部分によって上階の天井が低くなる場合も

折り上げ天井にすると下の階の天井が高くなり開放感が得られますが、そのぶん上階の天井は低くなり圧迫感が生じる場合があります。天井の高さバランスが適切でないと、下の階は十分な開放感を得られず、上の階は狭く感じてしまうこともあるため、リフォームの際は下階と上階の天井高の関係を事前に確認しておくことが大切です。

音が響きやすくなる

折り上げ天井にすると、下の階の天井高が上がる一方で、折り上げ部分の上階の床下空間がやや狭くなることがあります。その結果、階上の生活音や足音が下の階に伝わりやすくなり、音が響く原因になることも。特に小さな子どもが走り回る部屋やペットのいる家庭では、音の問題を事前に考慮しておくことが重要です。防音マットや遮音材の使用など、音対策を併せて検討すると安心です。

折り上げ天井を取り入れる際のポイント

間接照明で落ち着いた雰囲気を演出

折り上げ天井と間接照明は非常に相性が良く、組み合わせることで空間に豊かな表情を生み出せます。メイン照明に加えてダウンライトや壁・天井に光を反射させる間接照明を設置すれば、時間帯や過ごし方に応じて明るさや雰囲気を自在に調整できます。折り上げ部分のくぼみに沿ってライン状の照明を配置すると、天井全体が光のデザインとして映え、やわらかな光が室内を包み込むことで落ち着いた印象になります。

さらに、光と影のコントラストを活かすことで重厚感や高級感を演出でき、光源を隠して設置するコープ照明を取り入れればデザイン性も一層高まります。表現したいテイストに合わせて間接照明を工夫することで、折り上げ天井の魅力を最大限に引き出すことができるでしょう。

白いクロスで明るく広々とした空間に

折り上げ天井で開放感や明るさを演出したい場合は、シンプルな白いクロスがおすすめです。光を反射して空間全体を明るく見せ、天井を高く感じさせる効果があります。一方で、天井に個性やアクセントを加えたい場合は、部分的に木目調や柄入りのクロスを取り入れるのも効果的です。フローリングや家具の色味に合わせることで、統一感のあるおしゃれな空間に仕上げることができます。

シーリングファンで空間のデザイン性と快適性を両立

折り上げ天井にシーリングファンを設置すると、デザイン性を高めつつ、冷暖房効率の改善も期待できます。部屋の中に空気の循環が生まれることで、折り上げ天井特有の熱がこもりやすい問題も軽減できます。シーリングファンには照明一体型や直付けタイプ、ペンダントタイプなどがありますが、折り上げ天井にはコンパクトですっきりしたフォルムのものが向いています。設置時は床との距離や重量、作動時の振動などにも注意が必要です。

また、羽に溜まるホコリの掃除には柄の長いハタキなどを使うなど、メンテナンス方法も事前に確認しておくと安心です。

スピーカー内蔵照明でリビングをホームシアター空間に

折り上げ天井を活かして、スピーカー内蔵の照明や照明一体型ホームプロジェクターを設置すると、自宅のリビングでも手軽にシアター体験が楽しめます。天井が高いため、プロジェクターやスピーカーの厚みや存在感も気にならず、部屋全体に音が届く快適な音響空間が実現します。これにより機材を都度設置する手間もなく、お気に入りの空間で家族とリラックスしながら映画や映像鑑賞を楽しむことができます。

まとめ

折り上げ天井は、天井の高さを生かして空間に広がりや開放感をもたらすリフォーム方法です。間取りを大きく変えずに比較的低コストで施工でき、照明やデザイン次第でおしゃれな雰囲気も演出できます。ただし、掃除のしにくさや上階の天井の低さなどの注意点もあるため、施工前には業者と十分に相談しながら計画することが大切です。

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