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使いやすい理想のバス空間へ!3点ユニットバス分離リフォームについて

使いやすい理想のバス空間へ!3点ユニットバス分離リフォームについて

3点ユニットバスとは、お風呂・トイレ・洗面台が1つの空間にまとめられた設備で、90年代前後にはコンパクトさから人気を博しました。しかし登場から30年が経ち、バス・トイレ別を希望する入居者が増えているため、リフォーム需要が高まっています。リフォーム方法は、バス・トイレ・洗面台を分離する3点分離のほか、2点ユニットバスへの変更やシャワーブースの設置など多様で、予算や住宅のスペース、既存の設備状況を踏まえて最適な方法を選ぶことが大切です。

今回は、3点ユニットバス分離リフォームについてについてご紹介します。

3点ユニットバス分離リフォームのメリット

3点ユニットバスは、限られたスペースにお風呂・トイレ・洗面台をまとめた便利な設備ですが、実際に使ってみると不便さを感じる方も少なくありません。生活スタイルや快適さを重視する方の間では、各設備を分離してより使いやすくするリフォームが注目されています。
こちらでは、3点ユニットバスを分離するリフォームのメリットについてご紹介します。

使い勝手が格段に向上

3点ユニットバスを分離すると、入浴・洗面・トイレの動線がそれぞれ独立し、同時に複数人が使用できるようになります。これにより、朝の支度や夜の入浴時間が重なってもスムーズに過ごせるのが大きな魅力です。家族の生活リズムが異なる場合でも、お互いに気を使わずに使えるため、暮らしの快適さがぐっと高まります。

清潔感がアップ

トイレと浴室が分かれることで、湿気や水はねがトイレ空間に広がる心配がなくなり、衛生的な環境を保ちやすくなります。特に、カビやぬめりの発生を抑えられるため、お手入れの手間を軽減できる点もポイントです。また、湿気によるにおいのこもりやすさも軽減され、清潔で快適な空間を長く維持できます。

デザイン・空間の自由度が高まる

空間を分けることで、それぞれの用途に合わせたインテリアや機能を自由に選べるようになります。たとえば、浴室はリラックスできるホテルライクなデザインに、洗面所は収納を充実させて使いやすく、トイレは清掃性重視のコンパクト設計にするなど、理想の住空間を実現できます。限られたスペースでも工夫次第でおしゃれで快適な水回りに生まれ変わるのが魅力です。

3点ユニットバス分離リフォームの種類

お風呂・トイレ・洗面台を別々に分離する

3点ユニットバスをお風呂・トイレ・洗面台に分離するリフォームは、それぞれの空間を独立させて快適性を高める方法です。ただし、トイレを別に設けるにはおよそ1畳ほどのスペースが必要になるため、手狭なワンルームや1Kでは難しい場合もあります。2DK以上など、ある程度の広さがある住まいに向いており、限られた空間で行うと収納不足や居住スペースの圧迫など、かえって暮らしにくくなるケースもあるため注意が必要です。

2点ユニットバスとトイレに分離する

3点ユニットバスをリフォームしてトイレを独立させる方法は、お風呂と洗面所を同じ空間にまとめ、トイレだけを別室にするスタイルです。大掛かりな工事を必要としないため比較的手軽に行え、間取りの限られた1DKや1LDKでも対応しやすいのが特徴です。トイレを分離することで洗い場のスペースが広がり、衛生面や使い勝手も向上します。

バスタブを撤去してシャワーブースに

普段あまり湯船を利用しない場合は、浴槽を撤去してシャワーブースとトイレを分離するリフォームがおすすめです。限られた空間でもゆとりを持って体を洗えるようになり、洗面スペースを省くことでさらに広さを確保できます。スパ付きのジムに通う方や、シャワー中心の生活を送る単身者・学生向けの住まいにも適したリフォームです。

3点ユニットバス分離リフォームの注意点

広さに余裕がない場合は設置が難しい

バス・トイレ・洗面台を分離するには、それぞれの設備に十分なスペースが必要です。特にマンションやコンパクトな住宅では、希望するレイアウトが確保できないこともあります。事前に間取りや寸法を確認し、分離後の使い勝手をイメージすることが重要です。

床下スペースや配管に制約がある場合がある

分離リフォームでは、トイレや洗面台を別の場所に移動する際に既存の配管を延長・変更する必要があります。しかし床下スペースに余裕がない場合や配管の取り回しが難しい場合、理想の配置が実現できないことがあります。配管計画をしっかり確認してから工事を進めることがポイントです。

費用対効果に注意

3点ユニットバスを分離するリフォームは、既存の配管や壁の工事、水回り設備の入れ替えなどが必要になるため、費用がかさみやすい工事です。分離によって得られる快適性や利便性と工事費用のバランスを考え、無理のない予算設定を行うことが大切です。

まとめ

3点ユニットバスのリフォームには、バス・トイレ・洗面台を完全に分離する方法のほか、2点ユニットバスへの変更やシャワーブースの設置など、さまざまな選択肢があります。リフォームの内容によって難易度や施工範囲も異なるため、不便に感じている点を具体的に把握し、理想に近い方法を選ぶことが大切です。ただし、水回りの配置や部屋の広さによっては希望どおりに施工できない場合もあるため、どこまで可能かをリフォーム業者と十分に相談して決めましょう。また、賃貸物件の場合は、周辺の需要や入居者のニーズも踏まえて判断することが重要です。入居者の快適さや利便性を高めることで、物件の魅力も向上させるリフォームと言えます。

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