時間が被る問題を解決!セパレート洗面台リフォームのすすめ
- リフォーム豆知識
朝の忙しい時間帯、家族で洗面台の奪い合いになっていませんか?
夜は誰かがお風呂に入っているから、歯磨きやドライヤーが使えないと、気まずい思いをしたことはないでしょうか。従来の「お風呂の脱衣所と洗面台が同じ空間にある」間取りは、家族が成長するにつれて使いにくさを感じやすい場所です。
今回は、洗面スペースと脱衣スペースを分ける「セパレート洗面台リフォーム」のメリットや、具体的な間取りアイデアを詳しくご紹介します。
セパレート洗面台とは?
セパレート洗面台とは、一般的に一つの空間にまとまっている「洗面台」と「脱衣所(お風呂の入り口)」を、壁や扉、あるいは廊下などの別の場所に完全に切り離して配置する間取りのことです。
これまでの日本の住宅では、「洗面・脱衣室」として1部屋にまとめるのが主流でした。
しかし、この間取りは限られたスペースを有効活用できる一方で、「誰かが脱衣している間は、他の人が洗面台を使えない」という最大の弱点があります。
洗面スペースを独立させる(セパレート)ことで、それぞれの空間が独立した「目的別の場所」になり、プライバシーを守りながら毎日の生活動線をスムーズにすることができます。
おうちの広さやライフスタイルに合わせて、主に以下の3つの方法から最適なプランを選ぶことができます。
「家族の入浴中」も気兼ねなく洗面台が使える
お風呂に入っている人のプライバシーを完全に守れるため、「お父さんがお風呂に入っているから、洗面台でヘアアイロンが使えない」「夜遅く帰ってきたのに、家族が入浴中だから歯磨きができない」といった小さなストレスや遠慮がなくなります。
朝の身支度ラッシュ・帰宅時の大混雑が緩和される
朝の通勤・通学前の洗面台は、家族が多いほど混雑しますよね。
洗面台を脱衣所から切り離して廊下などに配置することで、通路が広くなり、同時に複数人が身支度を整えやすくなります。また、玄関近くに洗面台があれば、子どもたちに「帰ったらまず手洗い!」という習慣を自然と身につけさせることもできます。
来客に「プライベートな脱衣所」を見せなくて済む
友人がおうちに遊びに来た際、「ちょっと手を洗わせて」と言われて洗面台を案内するとき、生活感あふれる脱衣所(脱ぎ散らかした洗濯物や洗濯機など)が見えてしまうのは少し恥ずかしいものですよね。
洗面台が独立していれば、脱衣室のドアを閉めておくだけで、おしゃれな洗面台だけを気持ちよく使ってもらうことができます。
3つのリフォームパターン
1つの部屋を「仕切る」間仕切り引き戸プラン
現在の洗面脱衣室(2畳〜3畳ほど)の真ん中に、新たに壁や「引き戸」を設置して空間を2つに仕切る方法です。配管の位置を大きく変える必要がないため、比較的短期間かつ大がかりな工事をせずにセパレート化を実現できます。
使うときだけ扉を閉めて普段は開け放して広く使う、といった柔軟な使い方が可能です。
洗面台を独立させる廊下・玄関横設置プラン
洗面台を脱衣室から完全に外に出し、廊下や玄関のすぐ近くに新設するプランです。
外から帰ってきてすぐに手を洗えるため、近年非常に人気が高まっています。
脱衣室は完全に「お風呂に入る・洗濯をする」ためだけのプライベートな空間として広く使うことができます。
「家事ラク空間」へ進化させるランドリールームプラン
洗面台を廊下へ出し、空いた脱衣室のスペースに物干し竿や衣類乾燥機、スツールなどを置いて、洗う・干す・畳むがその場で完結する「ランドリールーム(家事室)」にするプランです。セパレート化と同時に、毎日の洗濯家事を圧倒的に時短化することができます。
リフォームをする際のポイント
給排水管のルートと電気配線の確認
洗面台を元の位置から別の場所(廊下など)へ移動させる場合、床下に給水管・排水管を通すルートを確保できるか確認が必要です。また、ドライヤーなどの高出力な電化製品を安全に使うための電気配線工事もセットで計画します。
収納スペースの確保
空間を2つに分けることで、それぞれの部屋が少し狭く感じられることがあります。「脱衣室にはタオルや着替えを置くスペース」「洗面台まわりには化粧品やドライヤーを置くスペース」を確認し、それぞれに最適な収納を確保しましょう。
廊下に設置する場合はデザインもポイントに
洗面台を廊下などの見える場所に設置する場合、従来のいわゆる「ユニット洗面台(プラスチック製の一体型)」だと、生活感が出てしまいおうちのインテリアから浮いてしまいます。木製の造作風カウンターや、おしゃれなベッセル式(置き型ボウル)など、家具のように馴染むデザインを選ぶのが成功のコツです。
まとめ
お風呂と洗面台が同じ場所にあるのは当たり前、と思われがちですが、家族の成長とともにその「当たり前」が日々の小さなストレスに変わっていくことは少なくありません。
洗面スペースと脱衣スペースを分けるセパレートリフォームは、朝晩の家族の渋滞を解消し、プライバシーを守り、さらには来客時のおもてなしまでスマートにしてくれる、暮らしの質をワンランク上げるリフォームです。
「我が家の間取りならどこに分けられるかな?」と思ったら、プロのリフォーム業者へご相談くださいね。