お問い合わせ お問い合わせ 画像

窓にシャッターは必要?種類やメリット、費用相場について

窓にシャッターは必要?種類やメリット、費用相場について

窓シャッターの利便性が非常に高く、防犯対策やプライバシー保護だけでなく、省エネにも寄与します。最近では戸建てだけでなく、マンションにも後付けされることが増え、人気のリフォームとなっています。台風シーズンに役立ち、住まいの防犯性を高める雨戸や、従来のスライド式ではなく上部に収まるタイプのシャッターが特に注目されています。

今回は、窓用シャッターの種類と設置のメリット、費用相場について詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

窓用シャッターの種類

窓シャッターには、手動と電動の2つの基本タイプがあります。手動タイプは人力でシャッターを上下させるもので、電動タイプはリモコンなどを使って自動的に操作します。また、シャッターの構造によっても異なる種類があり、ここからは、それぞれのシャッターの仕組みや特徴について詳しく見ていきましょう。

スリットタイプ

スリットタイプのシャッターは、通気孔が設けられた「スリット」により、閉じていても自然光を取り入れられるのが特徴です。この設計により、程良い採光や風通しを確保でき、夏の遮熱効果も期待できます。特に、強い西日が入る一戸建て住宅に適しており、電動式ならスリット全体や部分的に開閉する機能も備わっていることがあります。

ブラインドタイプ

ブラインドタイプのシャッターは、羽根の角度を調整できるため、通風や採光を自在にコントロールできます。必要に応じてシャッターに隙間を作り、部屋に光を取り込んだり、完全に閉じて外部からの視線を遮ることも可能です。風量や光の調整が簡単にできるので、細かい環境調整を求める方におすすめのタイプです。

クローズタイプ

クローズタイプのシャッターは、窓を完全に覆う構造で、スリットがなく光を通しません。そのため、プライバシー保護や遮光効果が非常に高く、外部からの視線をしっかり遮断します。ただし、通風や採光の調整ができないため、閉めると外の様子が分からなくなることがあります。完全な遮光や目隠しを求める方に最適ですが、風や光を取り入れることが難しいという点に注意が必要です。

窓用シャッターのメリット

近年では窓用シャッターを利用する人が増えている傾向にあります。利用者が増えている理由でもあるメリットについて確認しましょう。

防雨・防風から窓を守る

台風や強風時に、看板や屋根瓦などの飛来物が窓に当たると、窓ガラスが割れて家族に危険が及ぶ可能性があります。しかし、シャッターを設置することで、こうした飛来物が窓に直接当たるのを防ぎ、被害を最小限に抑えられます。また、窓シャッターは防雨・防風の機能も備えており、豪雨や暴風から窓ガラスを守り、割れるリスクを軽減します。

防犯面に優れている

窓用シャッターは、防犯対策として多くの家庭で導入されています。シャッターを閉じることで、家の中が見えなくなり、プライバシーが保たれます。さらに、頑丈なスチール製などのシャッターは、空き巣や侵入者に対して高い防御力を発揮し、不正侵入を困難にします。また、外部からの視線も遮るため、家の安全性とプライバシーを同時に確保できます。

防火対策になる

防火性能を持つ窓シャッターは、火災対策として非常に有効です。隣家で火災が発生した際、シャッターを閉めることで火の延焼を遅らせ、自宅への火移りを防ぎます。この機能により、自分や家族の命を守り、家屋への被害を最小限に抑えることができます。特に防火シャッターは、延焼リスクを軽減し、重要な防火対策として機能します。

省エネ・断熱効果

窓シャッターは優れた省エネ・断熱効果を提供します。夏場にはシャッターを閉めることで日差しを遮り、室内への熱の侵入を防ぐため、エアコンの効率が上がり省エネに繋がります。冬場にはシャッターが冷気を遮断し、暖房の効果を高めます。これにより、年間を通じて快適な室内環境を保ち、エネルギーの節約に貢献します。

窓シャッターを後付けする場合の費用相場

窓シャッターをリフォームで後付けする際は、商品の価格に加えて工事費用も発生します。費用はシャッターのサイズやタイプによって異なりますが、手動シャッターと電動シャッターの費用の目安をご紹介します。

手動シャッターの場合

手動シャッターは、電動シャッターよりもリーズナブルです。雨戸よりはやや高価ですが、手頃な価格でシャッターを取り付けたい方に最適です。工事費とシャッター代金に加えて、窓枠の状態に応じて下地材のコストが必要になることもあります。

相場価格 : 約16〜20万円

自動シャッターの場合

リモコンやスマートフォンから操作可能なタイプのシャッターは、手動シャッターよりも高価です。このタイプのシャッターは、窓を閉めたまま操作できるため、開閉時に雨風や虫が室内に入る心配がありません。また、タイマー機能で朝に自動で開閉したり、スマートフォンのアプリから外出先で操作できたりと、便利な機能が備わっている商品もあります。

相場価格 : 約25〜50万円

まとめ

一戸建ての窓に窓用シャッターを設置することで、雨風から窓を守り、防犯性や断熱性を向上させる多くの利点があります。ただし、全ての窓にシャッターを設置すると予算オーバーになることもあります。地域や予算、生活スタイルに応じて、手動式や電動式、デザインなどを考慮して選択することが重要です。

窓用シャッターを検討する際には、種類や特徴、費用などを総合的に考慮しましょう。自宅に最適なものを選ぶためには、家族の生活状況や好みも考慮してシャッターのタイプを決定するのが良いでしょう。

庭をリフォームするときのポイントは?メリットや予算について バルコニー・ベランダリフォームの注意点や予算について
コラム一覧に戻る