外壁リフォームで新築のような美しさ!外壁材の種類と選び方について
- リフォーム豆知識
外壁のリフォームを施すことで、建物の美しさが驚くほど向上します。
家の印象や快適さに影響を与える外壁。外壁材には多様な選択肢があり、デザインや機能性だけでなく、メンテナンスに要する手間や費用も異なります。種類が豊富なため、どの外壁を選ぶべきか悩んでしまうことも。
今回は、外壁をおしゃれに仕上げるためのポイントやリフォーム手法についてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
外壁材の種類について
多くの人々が、ペットは特別なリフォームを必要とせずに住宅に適応していくと考えています。しかし、実際にはペットに合わせたリフォームを行うことで、さまざまなメリットがあります。ここでは、ペットリフォームによって得られるメリットについてご紹介します。
サイディング
外壁材の中で最も使われており、新築の外壁材はほとんどがサイディングです。ほとんどの新築でサイディングが採用されています。また、リフォーム時にも、多くの場合がサイディングが選択されます。材料費・施工費が安く、施工期間も短く済み、耐火性にも優れています。
カバー工法という方法で、既存の外壁の上に貼ってリフォームすることも多いです。
モルタル
建物の外壁に使用される一般的な建築材料の一つです。セメントや石灰、砂、水などを混合して作られる素材で、これを塗り付けて外壁を形成します。
意匠性に優れ、、魅力的な仕上がりになるとともに、サイディングのように外壁同士の接合部にコーキングの補修が必要ない点が特徴です。
ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)
セメントや砂、軽量骨材などを原料として使用し、高温高圧下で硬化させたコンクリート製品で、住宅や商業施設などの建築物の外壁や内装壁として幅広く利用されています。
軽量でありながら強度が高く、断熱性・保温性に優れています。また、比較的軟らかく、加工しやすいのも特徴で、デザインの選択肢が多いです。サイディングやモルタルと比べて施工費用が高くなってしまうというデメリットがあります。
タイル
粘土や石などの無機質の原料を加熱して焼き固めたもので、非常に丈夫で傷つきにくい外壁材です。高級感と重厚感があり、建物全体を美しく高級に演出します。
さらに、他の外壁材に比べて吸水がほとんどないため、雨の影響を受けにくく、汚れにくいメリットがあります。
外壁材を選ぶ際におさえておきたいポイント
ここまで外壁材それぞれの特徴についてご紹介しました。でも、「結局何をポイントに決めればいいのかわからない・・・」という方に向け、外壁材を選ぶ際におさえておきたいポイントをご紹介します。
デザイン性
外観は家の第一印象を決まるので、デザイン性が非常に重要です。外壁材の色、素材、質感などによって外観の印象は大きく変わるので、家全体のコンセプトに合わせることはもちろん、周囲の環境や近隣の家のデザインも考慮して選ぶことが大切です。外壁は頻繁に変更できるものではないため、事前に見本やシミュレーションを参考にして慎重に検討することが重要です。
汚れにくい材質やカラーから選ぶ
新築時には美しい外壁材も、経年劣化とともに汚れが付着し、見た目が悪くなってしまいます。特に材質やカラーによって汚れが付きやすく目立ちやすいものもあります。
「グレー・アイボリー・ブラウン・グリーン」は汚れが目立ちにくいとされています。
汚れが目立ちやすいからー、赤色や紫色などの紫外線を吸収しやすく色褪せしやすいカラーは避けて選ぶようにしましょう。
価格
選ぶ外壁材によって価格が大きく変動するため、デザインや耐久性だけで選ぶと、予想以上に費用がかかることがあります。また、外壁の面積も最終的な費用に大きく影響するため、事前に面積を把握しておくことが重要です。まずは予算に合わせて外壁材を選び、その後で機能性やデザイン性を比較し、バランスを見て選びましょう。
・サイティング:約3,500~6,000円/㎡
・モルタル:約2,000~4,000円/㎡
・ALC:約7,000~15,000円/㎡
・タイル:約8,000~13,000/㎡
まとめ
外壁は建物の印象を大きく左右するため、好みのデザインを取り入れたいところですが、デザインだけで選ぶと、耐久性が低く頻繁にメンテナンスが必要になったり、建物を傷めたり、維持費が予想以上に高くなることがあります。外壁を選ぶ際には、完成時のデザインだけでなく、マイホーム購入後の維持管理のことも考え、長期的な視点を持つことが重要です。
外壁の選択は家庭の状況によって異なりますが、デザイン、耐久性、性能、予算のバランスを考慮して選ぶことをおすすめします。