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玄関まわりをおしゃれに!玄関アプローチリフォームの素材の種類やおしゃれにするポイントについて

玄関まわりをおしゃれに!玄関アプローチリフォームの素材の種類やおしゃれにするポイントについて

玄関アプローチは、門から玄関までをつなぐ通路であり、住まいの第一印象を左右する大切な場所です。訪れる人にセンスの良さやこだわりを感じさせるためには、タイルや石材などの素材選びやデザインだけでなく、植栽や照明の取り入れ方にも工夫が求められます。また、見た目の美しさだけでなく、歩きやすさや安全性といった機能性も考慮することで、より快適で魅力的な外構空間が生まれます。

今回は、玄関アプローチリフォームのポイントや注意点について詳しくご紹介します。

玄関アプローチの素材の種類

玄関アプローチをおしゃれに仕上げるためには、デザイン性だけでなく、安全性や耐久性にも配慮した素材選びが欠かせません。使用する素材によって住まい全体の印象や機能性が大きく左右されるため、見た目の好みだけでなく、実用面も考慮して選ぶことが大切です。
こちらでは、素材ごとの特徴を交えていくつかご紹介いたします。

敷石

和風・洋風どちらの玄関アプローチにもなじみやすく、高級感とデザイン性を兼ね備えた素材です。石灰岩や石英岩、御影石、花崗岩、大理石、ピンコロ石など種類も豊富で、それぞれ質感や風合いに個性があります。特に御影石は和の雰囲気によく合い、上品な印象を演出できます。また、敷石は割れにくく耐久性に優れているため、メンテナンスしやすい点も魅力です。ただし、大理石のように濡れると滑りやすい素材もあるため、使用する際は滑り止め加工を施すなど、安全面にも配慮が必要です。形状は四角形や丸形、自然な形を生かした乱形などがあり、空間の印象に合わせて選ぶことができます。

レンガ

粘土に石灰や砂を混ぜて焼き上げた自然素材で、温かみのある質感と素朴な風合いが魅力です。茶色やオレンジ系を中心に濃淡のバリエーションがあり、洋風のデザインや植栽との相性も良いため、ナチュラルで優しい印象の玄関アプローチに適しています。形は長方形が一般的で、同じ大きさのレンガを使えば組み合わせやすく、DIYにも活用しやすい素材です。

また、表面の質感は滑らかなものからザラつきのあるものまであり、玄関まわりには透水性レンガを使うと滑りにくく安心です。コストを抑えたい場合には、レンガ風のコンクリート製品を選ぶのもひとつの方法です。用途や雰囲気に応じて、適したタイプを選びましょう。

タイル

タイルは、土や磁器質を原料に作られた素材で、正方形や長方形を中心にサイズや質感、カラーのバリエーションが豊富です。品質のばらつきが少なく、汚れが落としやすいため、玄関アプローチでも扱いやすく、メンテナンス性に優れています。色やデザインの組み合わせ方によって、統一感のある仕上がりにも、色違いで変化をつけたおしゃれな演出にも対応できるのが魅力です。

ただし、質感によっては濡れると滑りやすくなることがあるため、使用する際は屋外専用で滑りにくい加工が施されたタイプを選ぶことが大切です。実用性とデザイン性の両方を兼ね備えた素材として、多くの外構で採用されています。

コンクリート

コンクリート仕上げの玄関アプローチは、シンプルで無機質な印象があり、スッキリとしたモダンな雰囲気を演出できます。施工が比較的簡単でコストも抑えられるため人気がありますが、濡れると滑りやすくなる場合があるため、使用時には注意が必要です。無機質になりがちな印象を和らげるには、割栗石や植栽を組み合わせてアクセントを加えるのがおすすめです。

砂利

玄関アプローチに使われる砂利の中でも、見た目にこだわった化粧砂利は特に人気の素材です。色や形のバリエーションが豊富で、コストも比較的抑えられるため、気軽に取り入れやすく、DIYにも適しています。敷石やタイルの隙間にアクセントとして使うほか、全面に敷き詰めることでナチュラルな印象のアプローチを演出できます。施工の際は、防草シートを下に敷くことで雑草の発生を抑える効果があり、メンテナンスも楽になります。

インターロッキング

インターロッキングは、コンクリート製のブロックをかみ合わせるように並べて舗装する工法で、デザイン性と耐久性の両方を備えた玄関アプローチづくりに適した素材です。形状や色のバリエーションが豊富で、自由に組み合わせることで個性的なデザインを楽しむことができます。

おしゃれな玄関アプローチのポイント

気に入った素材が見つかったら、次に考えたいのはその特性を活かした玄関アプローチのデザインです。素材の魅力を引き出すには、見た目のおしゃれさだけでなく、使いやすさや飽きのこないデザインも意識することが大切です。

曲線を取り入れる

玄関アプローチは、玄関扉の正面を避けて配置することで、道路から家の中が見えるのを防げます。曲線やジグザグを取り入れることで空間に奥行きや立体感が生まれ、おしゃれな印象に仕上がります。限られた敷地でも、門と玄関の位置をずらしたり、通路沿いに花壇や樹木を配置することで視線をコントロールでき、防犯対策としても効果的です。

外観と統一感のあるアプローチに仕上げる

建物の外観と玄関アプローチは、それぞれがおしゃれでもテイストが合わなければ統一感がなく、違和感を与えてしまいます。新築やリフォームと同時に設置する場合は、色やデザインのバランスを取りやすいですが、後からアプローチだけを計画すると外観との調和が難しくなります。特に和風の住宅に洋風のアプローチを合わせると、全体のイメージがちぐはぐになりがちです。玄関アプローチは外構工事の一部であり、予算やデザインの整合性を十分に検討して進めることが重要です。

アプローチの幅

玄関アプローチの幅は敷地により異なりますが、一般的には1mから1.5mが理想的です。1m以下だと狭く感じやすく、1.5mあれば傘をさしてもゆとりをもって通れます。曲線のアプローチではカーブ部分に余裕を持たせると圧迫感が軽減されます。荷物の搬入や将来的な利用も考慮し、開放感を求める近年のオープン外構に合わせて、広めのレイアウト設計がおすすめです。

玄関アプローチリフォームの注意点

雨水対策で快適なアプローチに

玄関アプローチは人の行き来が多く、特に雨の日には滑りやすくなるため、水はけと安全性の確保が重要です。水はけが悪いと水たまりができやすく、湿気がこもることで苔やカビの原因にもなります。滑りにくい素材を選ぶ、凹凸のある仕上げや滑り止め加工を施すなどの工夫を取り入れることで、快適で安全な空間が保てます。既存のアプローチには、透明な滑り止めコーティング剤の使用も有効です。

防犯とプライバシーを考慮

玄関アプローチは見た目のデザインだけでなく、防犯やプライバシー面にも配慮が必要です。暗がりや植栽の多さは、侵入者の存在に気づきにくくなる原因になります。また、門扉と玄関ドアが一直線に並ぶ配置では、ドアを開けた際に室内が外から丸見えになる恐れがあり、防犯性の低下やプライバシーの確保に不安が残ります。適度な視線対策と明るさを意識した設計が大切です。

バリアフリー対策を行う

玄関アプローチのリフォームを考える際は、将来を見据えたバリアフリー対策も重要です。段差の解消や手すり、スロープの設置などを取り入れることで、高齢の方や小さなお子さま、車椅子を利用する方など、誰にとっても安全で快適な空間を実現できます。すべての家族が安心して使えるアプローチにすることは、暮らしの質を高めるうえでも大切なポイントです。

まとめ

玄関アプローチは、住まいの印象を大きく左右する大切な空間です。デザイン性はもちろん、機能性や防犯性、安全性にも配慮することで、より快適で魅力的なアプローチが実現します。素材の特性を理解しながら、植栽や照明を取り入れたり、曲線を描くようなレイアウトにするなど、工夫次第でおしゃれな仕上がりに。理想のアプローチを形にするために、専門家への相談も検討してみてはいかがでしょうか。

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