お問い合わせ お問い合わせ 画像

ライフスタイルに合わせた収納スペースに!押入れをクローゼットにリフォーム!

ライフスタイルに合わせた収納スペースに!押入れをクローゼットにリフォーム!

ライフスタイルの変化に伴い、押入れをクローゼットにリフォームしたいという方が増えています。押入れは広さや奥行きがあり、布団や日用品を収納するには十分ですが、衣類や靴などを収納するには使いづらいこともあります。また、収納しにくさや、お部屋の雰囲気に合わないと感じることもあります。そのため、洋服やアイテムを整理しやすくするために、押入れからクローゼットへのリフォームが注目されています。

今回は、押入れからクローゼットへのリフォームについて、失敗しないためのポイントなどを詳しくご紹介します。

押入れのリフォームで出来るクローゼットの種類

押入れからクローゼットへのリフォームの種類について、それぞれの特徴などをご紹介します。

簡易的クローゼット

簡易クローゼットは、押入れの中棚を取り外して広い空間を作り、壁にハンガーパイプを取り付けるシンプルなリフォームです。これにより、コートやワンピースなど長さのある衣類も収納できるようになります。扉はそのまま襖を使っても良いですし、カーテンやロールスクリーンに変更することで、空間の雰囲気を一新することが可能です。このリフォームは、予算を抑えつつ、実用的でスタイリッシュなクローゼットを作りたい方におすすめです。

一般的なクローゼット

押入れを一般的なクローゼットへリフォームする方法は、最も人気のある選択肢です。中棚や枕棚を撤去し、ハンガーパイプを設置するほか、襖を折れ戸や引き戸に交換することで、より使いやすい収納空間に生まれ変わります。また、押入れの床は布団収納を想定して作られているため、クローゼットとして活用するには補強工事が必要です。

さらに、必要に応じてハンガーパイプの上に棚を設置することで収納力を向上させることもできます。簡易クローゼットに比べて費用や工期はかかりますが、しっかりとした収納スペースを確保でき、利便性が大幅に向上します。和室を洋室にリフォームする際や、本格的なクローゼットを作りたい場合におすすめの方法です。

ウォークインクローゼット

押入れを拡張し、ウォークインクローゼットにするリフォームも人気です。周囲の空きスペースを活用し、押入れを広げることで、人が出入りできる収納空間を確保できます。一般的に2~3畳程度の広さがあり、家族の衣類をまとめて収納できる点が魅力です。ただし、壁の撤去を伴うため、費用や工期がかかる大がかりなリフォームとなります。

また、内部の照明設置には配線工事も必要です。収納力が格段に向上する一方で、その分住居スペースが狭くなるため、間取り全体を考慮した計画が重要です。工期は内容により異なりますが、4日以上かかるケースが一般的です。本格的な収納スペースを確保したい方や、和室を洋室へ変更する際におすすめのリフォームです。

押入れをクローゼットにリフォームする際の注意点

押入れをクローゼットにリフォームすることで収納力を高めることができますが、注意すべき点もいくつかあります。こちらでは、クローゼットへのリフォーム前に知っておきたい注意点についてご紹介します。

床の補強工事が必要にあるケースが多い

押入れをクローゼットにリフォームする際は、床の補強工事が必要になることが多いです。押入れは布団や毛布の収納を前提に作られているため、床は薄いベニヤ板のみで、下地が組まれていない場合があります。そのまま使用すると、荷重に耐えられず床が抜けるおそれがあるため、クローゼットとして活用する際には、床板の張り替えや下地の補強が欠かせません。

また、リフォーム時にシロアリ被害が見つかることもあるため、状況に応じた追加工事が必要になる場合もあります。

断熱材を活用したカビ・結露対策

押入れは風通しが悪く湿気がこもりやすいため、クローゼットへリフォームする際はカビや結露対策が欠かせません。特に北側にある押入れは日が当たりにくく、湿気がこもりやすいため、断熱材の施工や調湿効果のある壁紙への変更が効果的です。

また、換気扇を設置することで空気の循環を促し、湿気対策を強化できます。リフォーム時には既存の壁や床にカビが発生していないか確認し、必要に応じて補修を行いながら、快適に使える収納空間を整えましょう。

賃貸住宅の場合

賃貸住宅では、押入れをクローゼットにリフォームする際に制限があるため注意が必要です。基本的に貸主の許可がない限り、勝手にリフォームすることはできません。無断で工事を行うと、退去時に原状回復を求められ、予想以上の費用が発生する可能性があります。

また、マンションやアパートでは管理規約によってリフォームが制限されていることが多く、特に床材の遮音等級などに規定がある場合も。リフォームを検討する際は、必ず事前に管理規約を確認し、貸主の許可を得たうえで進めましょう。

押入れをクローゼットにリフォームする際のポイント

押入れをクローゼットにリフォームする際は、壁紙や扉の選び方が使い勝手に影響するため、部屋の雰囲気に調和させながら押入れの課題を解消する工夫が大切です。こちらでは、押入れをクローゼットにリフォームする際のポイントについてご紹介します。

機能性とデザインを考慮した内部の壁紙選び

クローゼット内部の壁紙は、見た目だけでなく機能性も重視して選びましょう。押入れには窓や換気扇がないため、リフォーム時に湿気対策をしないとカビの原因になります。特に調湿機能のある壁紙は、湿度を調整しカビの発生を抑えるためおすすめです。そのほか、消臭効果や傷に強いタイプもあり、用途や収納するものに応じて選ぶとよいでしょう。最近では機能性とデザイン性を兼ね備えた壁紙も増えており、おしゃれな空間づくりも可能です。

用途や部屋の雰囲気に合った扉を選ぶ

クローゼットの扉には「折れ戸」「引き戸」「開き戸」の3種類があり、それぞれ特性が異なります。押入れをクローゼットにリフォームする際は、収納のしやすさや部屋の広さに合わせて適した扉を選びましょう。例えば、折れ戸は省スペースでフルオープンでき、引き戸は狭い空間でも使いやすいのが特徴です。開き戸は大きく開くため、中を一目で確認できます。

また、扉の素材や色、デザインによって部屋の雰囲気が大きく変わるため、床や壁のテイストと統一感を持たせることが大切です。特に狭い部屋では、濃い色の扉を選ぶと圧迫感が出ることがあるため、明るい色を取り入れるなどバランスを考慮しましょう。

「何をどう収納したいか」をリフォーム前に決めておく

押入れをクローゼットにリフォームする際は、収納するアイテムに合わせた計画を立てることが重要です。衣類のみならハンガーパイプの設置で十分ですが、本や雑貨も収納するなら棚板を追加するなど工夫が必要です。また、丈の長い服を収納する場合はハンガーパイプのみ、上部の空間も活用するなら枕棚、畳んだ衣類を収納するなら中段を設けるなど、収納方法に応じて施工内容も変わります。事前に収納計画を明確にしておきましょう。

まとめ

押入れは布団の収納を前提に設計されているため奥行きが深く、使い勝手が悪いことが多いですが、クローゼットやワークスペースにリフォームすることで、より便利に活用できます。リフォームの方法はさまざまで、扉の種類や収納の仕方によって費用も異なります。特に、大きなものを収納する場合は中棚を撤去し、利便性を高めるのも一案です。

押入れのリフォームはDIYでもできますが、多くの場合、カビや結露対策や床の補強など、専門的な工事が必要になるため、シロアリ被害の有無も含めて、プロに相談しながら進めると安心です。

明るい開放的な住宅に!高窓リフォームのメリットや窓の種類などについて
Warning: Undefined variable $next_title in /home/re-vite/dha.co.jp/public_html/enlife.dha.co.jp/pager.php on line 9
コラム一覧に戻る